明治の館
日光三名瀑の1つ 霧降の滝
日光東照宮巡りで、陽明門や徳川家康のお墓など歴史的建造物を満喫した。



時刻は午後3時頃。
日光東照宮を出て、車で向かった先は霧降の滝。日光三名瀑の一つに数えられている滝だ。
霧降の滝の駐車場近くには、お土産屋と雰囲気の良さそうなレストランがあった。
公衆トイレも発見。

案内板は、英語・日本語・韓国語。
案内板に従って進む。遊歩道は綺麗に整備された石畳でスタートだ。
傾斜があるところには、階段や手すりが設けられており、ラフな服装や靴でも観瀑台まで行くことができる。
日光東照宮とは一変、他の観光客をほぼ見かけない静寂。
遊歩道の周囲は手付かずの大自然が広がる。

入り口から歩くこと10分程度、距離にして340m。滝の音が聞こえてきた辺りで、ついに観瀑台に到着!
観瀑台は木造だ。頑丈そうではあるが、かなり高所に突き出した作りなので、若干の恐怖心が煽られる。
滝の上部は木々に隠れて見えにくいが、何とか撮影。
霧降の滝は落差85mの2段滝。1段目は激しく飛沫を上げ、2段目は40mの落差を滑り落ちる。
飛沫が霧のようになることから、霧降の滝 と命名されたとか。

しばらく、広大な山々の景色と、滝の弾ける音を鑑賞。

ちなみに秋に来れば、さらに紅葉に染まる山の斜面を滑り落ちる滝の絵が撮れるらしい。
キスゲ平で高原に浸る
次に向かったのは、キスゲ平。
赤薙山の中腹、標高1,300m~1,600mにかけて広がる高原だ。
遊歩道と天空回廊と呼ばれる1,445段の階段が整備されており、眺望や草花を楽しみながら歩いて園内を散策することができる。

9月、季節は夏。しかし、標高が高く日も沈んできたキスゲ平はとても寒い。
シカ侵入防止柵をくぐってほんの少し。すでに辺りは暗くなって来た。外灯もなさそうだ。

このまま登ってしまうと、降りる頃には日が完全に沈んでしまう…
ということで、キスゲ平は勇気ある撤退をした。まだまだ序盤ではあるが、日光を見渡せる澄んだ景色を見ることができた。
明治の館 で西洋料理ディナー
日光東照宮、霧降の滝、キスゲ平と連続して観光を続けてきたグースとハム。

ディナーの場所は、2006年登録有形文化財に登録された明治の館だ。
閑静な日光不動苑に建つ明治の館。
アメリカの貿易商F.W.ホーンの別荘として建造されたもので、明治時代の文明を今に伝える石造りの洋館レストランだ。

明治の館近くには、とても雰囲気の良い系列店がある。せっかくなので、のぞいてみた。
⬇︎本館明治の館の別棟を改築した別館游晏山房。こだわり抜いた西洋料理を楽しむことができる。
⬇︎千古の歴史を秘めた日光不動苑に佇む 堯心亭(ぎょうしんてい)。日光で唯一の四條真流の流れを汲む精進料理専門店だ。
周囲を一通り散策したところで、明治の館に入った。黒と白のモノトーンコーディネートのメイドさんがお出迎え。
外観負けしない、明治の息吹き漂う店内。
暖炉は本物のようだ。
料理を注文してから待つこと15分程度。まず運ばれ来たのは、かぼちゃスープ。
とろみのある奥深い味わいが良い。

続いて、エビオムライス。デミグラスソースとふわっふわの卵、チキンライスとぷりっぷりのエビのコラボレーションが堪らない!
そして、ど定番のハンバーグ。デミグラスソースと肉の旨味にただただ感動。
デザートはシンプルなチーズケーキとコーヒー。

こうして、明治時代が作り上げた極上の西洋料理で空腹を満たした。
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