メトロポリタン美術館
メトロポリタン美術館 西洋彫刻編
アフリカで個性的な芸術品を鑑賞し、アジアエリアを途中でスキップした。

次にやってきのはのは、彫刻エリア。
天井が高く開けた空間。この広場に、いくつかの彫刻が展示されている。
エリア側面には、ちょっとしたカフェスペース。そしてカフェスペースの前に置いてある大きな彫刻。
肉体美や髪の毛のパーマがかった点まで、きめ細やかに力強く彫り込まれている。

隣にはクマ三匹の彫刻。クマ独特のフォルムが現代風?に掘られている。
広場から少し歩くと、別の彫刻エリアに出た。
絵画等と違って彫刻は太陽光の影響を受けにくいためか、青空が見えるエリアには彫刻展示が多い気がする。自然光のもとで鑑賞する美術品、良いね。
太陽光を浴び、化け物の首?を掲げる剣士。帽子のようなものまで被っているのに、なぜか裸。
左手にかかっている布の質感、凄い。どうやったらこうも自然な感じで掘り込めるのか。
当時、モデルさんは裸の状態で一体どれだけ静止させられていたのか。


途中散歩
その後、絵画エリアへ向かった。と、ここで迷子。よく分からないエリアをグルグルしはじめた。
突然現れた大きな柵!漂うお城感。
柵の反対側。どこの国旗なのか。
綺麗なステンドグラスもあった。
ベッドの展示。

謎に月面・アポロコーナーもあった。この辺りは颯爽と歩くグースとハム。
メトロポリタン美術館 西洋絵画編
ぐるぐる歩き回ること30分ほど。ついに、絵画エリアにたどり着いた。ここからは、気になった絵画だけピックアップしてご紹介。
油絵。シンプルな人の描き方だが、独特。表情に少しの殺気を感じる。
怒り?痛み?の大魔神。

幸薄な雰囲気を纏う少女。光の当たり方から、顔全面が影になる。
闇の中からこちらをじっと見る表情に思わずシャッターを押した。
こちらは天使と女神様。女神様の顔の周りを取り囲む雲も、よく見ると天使の顔。

クロード・モネの絵。近くでみると油絵の具のシミが無作為に付いているようにしか見えないが、少し遠ざけてみると綺麗な景色が浮かび上がってくる。
水面に映る建物や木々の描写が凄い。
こちらもモネ。木漏れ日の暖かい感じが伝わってくる。
フィンセント・ファン・ゴッホの絵。同じ油絵だが、モネとは全くタッチが異なる。雲や木々がグルグルしている。独特だ。
景色を綺麗に切り出しているというより、ゴッホ自身の心象風景を描き出しているような感覚。

こうして、メトロポリタン美術館巡りを完遂した。
わずか半日ほどの時間しかなく、かなり急ぎ足での巡航だったが、どのエリアも刺激的で素晴らしかった!

もちろん、1日程度で全てみて回れるような規模ではないが… ニューヨークを訪れる際は抑えておくべき名観光スポットだ。
▼日本ブログ村でのNOTAMARIはコチラから▼
コメント