東大寺
東大寺 への道 〜 二月堂からの景色 〜
大仏殿、数々の仏像様を鑑賞し東大寺に満足したので、次は 二月堂 を目指す。常夜灯が両側に並ぶ階段を登る。
段差が低く登りやすい階段。
階段を登りきると、見えてきた。二月堂!
大仏殿の東方に位置する二月堂は、山裾に建てられた舞台造のお堂だ。ここでは毎年3月、修二会(しゅにえ)と呼ばれる伝統行事が行われる。
青空に突き出した屋根が美しい。
ここからまた階段を登る。傾斜はなかなか。登りつめ、西に張り出した舞台に立つと…
絶景!
東大寺の建物と木々。そして、大仏殿の大屋根越しに広がる奈良市内の街並みと山。快晴で風が気持ちよく、しばらく古の奈良の風景を眺めていた。
奈良駅から、ここに来るまでなかなかの距離を歩き、階段を登ってきた。体力も使うが、二月堂舞台からの景色は是非見るべき観光スポットである。
しばらく景色を楽しんだ後、登りと反対側から二月堂を降りた。木造の屋根に覆われた長い階段である。
東大寺 への道 〜 わらび餅 〜
二月堂からの景色を楽しんだあと、ハムちゃんにはある楽しみがあった。それは、わらび餅 だ。奈良の名物として、柿の葉寿司と並んで有名なわらび餅。

今回、わらび餅を頂くのは、龍美堂
ふるふると揺れる柔らかい質感が魅力である わらび餅は、甘藷でんぷんとわらび粉で作られている。龍美堂のわらび餅はさらに、とろみのある甘くて美味しい黒蜜にどっぷり埋まっている。
店内は撮影禁止なため、写真はないが、わらびもち[抹茶セット]を頂いた。美味い!二月堂に訪れる際には、是非一度ご賞味あれ。
東大寺への道 〜 東大寺ミュージアム 〜
二月堂とわらび餅を堪能し、次なる最終目的地を目指す。東大寺ミュージアム
二月堂を降り、左大佛殿道を行く。
側面に続く土壁に風情を感じながら東大寺ミュージアムを目指す。人通りも少なく良いルートだ。
小道を抜けると、再び人で賑わうエリアに。鹿とまたまた出会った。ほんと、可愛い。
そしてついに、東大寺ミュージアム へ。平成23年10月に開館したそうだ。
東大寺ミュージアムでは、「東大寺の歴史と美術」をテーマに展示が行われている。
中でも個人的に好きだったのが、千手観音菩薩立像。もとは四月堂に納められており、平成25年に東大寺ミュージアムにお迎えされた。
仏像様の背後から伸びる42本の脇手は、壮大で存在感に満ちている。一つ一つの手が持つ物を目で追っていると、仏像様に吸い込まれそうな気持ちになる。一見の価値ありだ。
ふと、はむちゃんを見てみると…館内隅にある椅子に座っていた。


奈良観光について
以上で、奈良観光日帰り旅は完了。
JR奈良駅から徒歩ではじめた旅だが、奈良の古を感じさせる数々の歴史的建造物や仏像様、大人しくとても可愛い鹿達(癒し)、そして、柿の葉寿司・釜飯・わらび餅などのグルメと、奈良で素晴らしい観光スポットを見つけることができた。

歴史が感じられる観光スポットは、日本に数多く存在する。
しかし、これだけの規模の観光スポットが、駅から歩いて日帰りで巡れる(もちろん、じっくり巡ろうとすれば何日もかかると思うが)ということは、とても凄いことだ。

日帰りでも泊まりでも、ぜひ一度奈良を訪れることをオススメする!
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