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【 映画 マトリックス 】3部作の世界観について解説と考察 vol.1 人類の支配下にある機械

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マトリックス レザレクションズ

【 マトリックス レザレクションズ 】遂に予告編公開!White Rabbitのサウンドに魅せられて
マトリックス  マトリックス レザレクションズ 予告編に散りばめられた仕掛け 2021年 今年 ...

2021年、マトリックス新作 レザレクションズの予告が公開され、大きな話題となっている。しかし、20年も前の作品なので、matrixをリアルタイムで観ていない世代も多い。また、当時観賞はしたが、あまり理解できなかった方も少なからずいるだろう。謎解き要素が多いのだ。

レザレクションズを楽しむために、まずは過去作を理解する必要がある。マトリックスは、革新的な映像、斬新なスタイルなど、表層だけでSF金字塔として注目されることが多いが、核を楽しむには、世界観を理解する必要がある。

しかし、映画マトリックス3部作において世界観は多く語られていない。

深く理解するには、マトリックスリローデッド公開前に発表された作品、同じくウォシャウスキー姉妹が脚本を務めたアニメ作品「アニマトリックス」の「ルネッサンス」が必要不可欠だろう。


©︎2003 WARNER BROS.ENT.

3部作とアニマトリックスに描かれている内容を繋ぎ合わせ、映画マトリックスの壮大な世界観とストーリーについて解説・考察する。

 

人類の支配下にある機械

「21世紀の早い時期に、人類は世紀の発明に大いに沸いた、人類の英知は遂にAIを誕生させたのだ」モーフィアス


©︎1999 WARNER BROS.ENT.

人類にとって、機械は世の中を便利にする道具であり、良きパートナーでもあった。ちょうどそれは、狩猟時代の人類が犬を味方につけたように、21世紀の人類は、知能を持った機械(AI)という強い味方を創造したのだ。

人類はより高性能の機械を創造し、人間と同じように機械が働く社会を構築していた。「アニマトリックス ルネッサンス」では、人型の機械が多く登場する。これは、機械が人間世界へ馴染みやすくするための工夫であろう。


©︎2003 WARNER BROS.ENT.

支配とは何か。

「マトリックス リローデッド」既に大半の人類が機械に駆逐された世界で取り交わされる、ネオと議員の会話に注目。

「私はここ(ザイオン地下)が好きだ。この機械のおかげで街は機能している。我々を生かす一方で別の機械が殺しにくる。皮肉だな」議員

©︎2003 WARNER BROS.ENT.

どういう原理で動いてるかも分からない浄水装置等、機械がなければ我々は生きられない。人間の命を活かす機械もいれば、命を奪う機械も存在すると話す議員。

議員「ここで疑問が湧く。支配とは何かと」
ネオ「機械を止められることです」

21世紀の早い段階。全ての機械は人類の支配下にあった。AIを開発した当初も、人類はいつでも機械を止めることができたのだ。

しかし、事件は起きる。

1体の人型ロボットが人間を殺してしまうのだ。その方法は残虐であり、事故ではなく意図的に殺したことは明白だった。

マトリックスでは登場しないが、有名なロボット三原則。これを破ってしまったわけだ。

ロボット3原則とは、SF作家アイザック・アシモフのSF小説において、ロボットが従うべきとして示された原則である。
・人間への安全性
・命令への服従
・自己防衛

映画「アイロボット」では、この3原則の解釈によって不合理な行動を取り暴走するロボットについて描かれている。

しかし、アニマトリックスでは、ロボットはこの3原則を堂々と破り、人間を殺してしまう。いわゆる「魔がさした」ような衝動的な行動は、人類が完成させた完璧なAIが、不完全な人類の思考に傾倒しはじめている兆候とも取れる。

機械史上、初めて人間を意図的に殺してしまった彼の名は「B1-66ER」。結果、このロボットは有罪判決をうける。

すると、この事件をトリガに、日頃から機械に敵意を持っている人間は機械を迫害し始めた。さらに、政府もロボット追放の命を下し、各地で反対派と賛成派の暴動や争いが発生。


©︎2003 WARNER BROS.ENT.

この辺りは、手塚治虫の「メトロポリス」でも描かれている。機械によって仕事を奪われた貧困層の人間と、機械を支配し莫大な富を得た富裕層の人間が存在する世界では、貧困層の人間はロボットを目の敵にし攻撃する。

アニマトリックス でも、まさしくその事象が発生したわけだ。「B1-66ER」は人間に危害を加えたが、他の多くの機械はそうではなかった。彼らは、ただただ人類に破壊されていった。そのシーンは残酷そのもの。

迫害を受けた機械は人間の世界から逃れ、新たな地で機械だけの国「01-ZERO ONE-」ゼロワンを開拓。プログラムの機械語が「01」のみで表現されていることが由来の名前だろうか。センス良い。

機械は知性と精密性を生かし、乗り物や兵器の開発を押し進める。その技術力は驚異的な進歩をみせた。ゼロワンで生産される製品は性能がよく、経済力はあっという間に人類を凌駕してしまう。


©︎2003 WARNER BROS.ENT.

実は、マトリックスに登場する、ホバークラフトシップ(ネブカドネザル号)は、ゼロワン製だとか。皮肉なものだ。この時点では、まだ機械と人間は争うことなく同じ地球に共存していた。

しかし、機械への危機感を募らせた各国は、ゼロワンへの経済制裁を加えてしまう。

それでも、機械は友好的だった。

ゼロワンの国連大使が人間側政府に、どちらが偉いか優れているかではなく、同じ地球に生きる者同士としてより良い関係を築いていこうと提案。


©︎2003 WARNER BROS.ENT.

人間 vs 機械を題材にしたSF映画では、機械は初めから人間を排除の対象としている設定が多い。人工知能が、地球の存続には人類抹消が必要と判断した、なんて話はざらにある。

一方、「アニマトリックス」の世界では、機械は人類に対して友好的であった。例え迫害を受けて人間の世界から追い出されたとしても、機械は人類と共存したかったのだ。

人間の服装をまね、国連への話し合いで模索するが、人類はこれを拒否。

結果、人類と機械は全面戦争へと突入してしまう。。。

 

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