珪藻土バスマットとは
珪藻土(けいそうど)バスマットとは、その名の通り、珪藻土を使用したバスマットである。
天然素材である珪藻土の特徴は、直径0.1~1umの微細な穴を無数に有していること。この無数の穴から水が給水されることで、珪藻土バスマットは高い吸水性をもつことができる。
珪藻土(けいそうど、diatomite、diatomaceous earth)は、藻類の一種である珪藻の殻の化石よりなる堆積物(堆積岩)である。ダイアトマイトともいう。珪藻の殻は二酸化ケイ素(SiO2)でできており、珪藻土もこれを主成分とする。珪藻が海や湖沼などで大量に増殖し死滅すると、その死骸は水底に沈殿する。死骸の中の有機物の部分は徐々に分解されていき、最終的には二酸化ケイ素を主成分とする殻のみが残る。このようにしてできた珪藻の化石からなる岩石が珪藻土である。
出典元:珪藻土ーWikipedia
何かの所以で知人からもらった珪藻土バスマット。お風呂場に導入してみると、評判通りの性能を発揮してくれた!実に素晴らしいバスマット。
現役の珪藻土バスマット
珪藻土バスマットの特徴(メリット)
珪藻土バスマットの特徴を、メリット・デメリットに分けてみる。メリットは主に5つに大別できる。
① 吸水性
珪藻土は直径0.1~1umの微細な穴を無数に有しており、吸水性に優れている。お風呂上がり後の濡れた足を乗せると、立っているだけでも水分が吸収されていく。
水で濡れた部分の色は濃くなり、乾くと元の色に戻るので、マット表面が乾いているか一目で分かる。その吸収速度をさらに実感するために、足の置き位置を変えながら何度か足踏みをすると、ものの数十秒で乾き、足元はサラサラになった。連続で使っても、マットはすぐにさらさらになったことから、吸水性の高さが分かる。
② 速乾性
①の吸水性で試した通り、2人連続で使ってもマットはすぐにサラサラになった。布製のバスマットで良くある「2人目以降になるとバスマットが濡れていて気持ち悪い」といったことがない。このように珪藻土には優れた速乾性があり、複数人で使う場合にも常に乾いた状態で快適に使うことができる。
③ 清潔性
珪藻土マットは珪藻の化石からなる岩石を使っているため、マットといっても硬く、表面はサラサラである。そのため、髪の毛やホコリなどがたまりにくく、乾いているときに掃除機をかけるだけで表面のゴミを取り除くことが可能。さらに、乾燥状態を保つことができるため、雑菌の繁殖を抑制する効果もある。
④ お手入れが簡単(洗濯不要、収納簡単)
珪藻土バスマットは、速乾性が高く雑菌の抑制効果がある。そのため、洗濯は不要(というより岩石なので洗濯できない笑)。お手入れは週に1~2回の陰干しで十分だ。
吸水性が悪くなってきた場合は、表面上に細かいゴミが溜まっていることが原因だ。サンドペーパーで表面を薄く削るだけで吸水性は復活する。さらに、珪藻土バスマットは硬いため、使わない時は壁に立てかけるだけで場所をとらなくなる。
収納も簡単!バスマットは毎日使うもの。このお手入れの簡単さは、布製のマットに比べて素晴らしく秀でている点である。
⑤ デザイン性
珪藻土バスマットは無地のデザインが多い。お風呂場周りのインテリアにも合わせやすく、スタイリッシュな環境を作りやすい。


珪藻土バスマットの特徴(デメリット)
デメリットは主に4つに大別できる。
① 洗濯できない
珪藻土は岩石である。そのため、珪藻土バスマットを洗うことはできない。髪の毛やホコリなどの個体ゴミであれば表面に残るため、掃除機などで簡単に取り除くこができる。しかし、その吸水性の良さと引き換えに、液体の汚れもすぐに吸収してしまう。
② 可燃ゴミとして捨てられない
珪藻土マットは、自治体にもよりますが、不燃ゴミ or 粗大ゴミのいずれかに分類される。可燃ゴミとし捨てることはできない。
③ 高価
布製のバスマットと比較すると、珪藻土マットは高価な傾向がある。特に国産の珪藻土を使用したマットは高い(7~8千円は優に超えます)。珪藻土はどうしても国産が良い、というこだわりがない限りは海外製造のマットを使うと良い。高くても5千円程度には収まる。
④ カビが生える
珪藻土マットの使用環境の湿度が高い、濡れた状態が長時間続くなどの状況が続くと、カビが生えることがあるそう… が、既に1年以上同じ珪藻土マットを使っているが、今の所カビが生えたことはない。お手入れをよほど怠らない限り、カビが生えることはないと思われる。
珪藻土バスマットのススメ
吸水性の良い珪藻土を用いたバスマット。メリット、デメリットを天秤にかけると、圧倒的にメリットが勝つと思われる。
「そろそろ布製のバスマットが古くなってきて新しいのを買おうと思っている」「毎日バスマットを洗濯するのが面倒だ」そんな方は、ぜひ一度珪藻土バスマットを試してみることをオススメする!


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