【論理的思考力を鍛える】使えるロジック! 議論で負ける思考方法30

グースの部屋

使えるロジックシリーズ

今回は、議論で使うと負ける思考方法の概要を30紹介する。

相手から強引な主張・論理をふっかけられた場合、議論が噛み合わない場合、相手のロジック・思考方法を冷静に素早く分析することが重要だ。

相手に勝つには、まず相手を知ることから。

もし、相手のロジックが今から紹介する30のどれかに分類できた場合、その議論にはきっと勝つことができる。本内容の大枠は、下記を参照したものである。

 

議論で使うと負ける思考方法30

01:Ad Hominem 人身攻撃

ある主張に対して、その主張自体に理論的に反論するのではなく、相手の個性や人格を攻撃する論法。人格攻撃論法ともいわれ、論点をすり替える方法である。

【理不尽な主張を論破】使えるロジック! 傾向と対策:人身攻撃
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02:Anecdote 逸話

個人の経験や事情(Anecdote 逸話)を、信頼性の高い・普遍的な・価値のあるものとして訴える論法。

03:Appeal to Ignorance 無知に訴える論証

誰も知り得ない・これまでに偽であると証明されていないことを根拠に(無知への訴え)、主題を真であると主張する論法。

04:Appeal to Tradition 伝統に訴える論証

過去の事象・現在の伝統などを根拠に(伝統への訴え)、主題を真であると主張する論法。

05:Appeal to Consequences 結果に訴える論証

ある前提に基づくと、最終的に好ましい(または好ましくない)結果が導かれることに基づき、その前提が真(または偽)であると主張する論法。

06:Argumentum ad Baculum 威力に訴える論証

力・強制・脅しを使って(威力への訴え)論理的帰結を真であると主張する論法。結果に訴える論証の否定版ともいえる。

07:Argumentum ad Ignorantiam 無知の訴え

主題に対する無知を理由に、相手の主張を否定する論法。

08:Argumentum ad Populum 衆人に訴える論証

大衆が信じている・支持している等を根拠に、主題を真であると主張する論法。多数論証ともいう。

09:Bandwagon 便乗

ある選択肢を大勢が選択していることを根拠に、主題を真であると主張する論法。バンドワゴン効果とは、衆人に訴える論証が通ったときに発生する効果である。

10:Begging the Question 論点先取

ある命題の証明に、その命題を暗黙または明示的に前提の1つとして使う論法。

11:Black or White 誤った二分法

他の選択肢を排除し、両極端な2つの選択肢だけしか考慮しない論法。

12:Cherry-pick 都合のいい解釈

主題の論証に有利な事例・データのみをピックアップし、それ以外の不都合なものを無視することで、主題が真であると主張する論法。

13:Circular Reasoning 循環論法

ある命題の証明に、その命題自体を前提として利用する論法。

14:Composition 合成の誤謬

1つ1つの主張は正しいが、積み上げた主張との間に非連続性があり、誤った結論に至ること。

15:Confirmation Bias 確証バイアス

自己の思い込みに強く依存し、命題を証明する際に、命題を支持するデータばかりを集め、それ以外の不都合なものを無視することで、主題が真であると主張する論法。「都合のいい解釈」に似ている。 

16:Confusion of Correlation and Causation 相関関係と因果関係の混同

2つの事柄に相関関係があることを根拠に、両者の間に因果関係があると主張する論法。

17:Excluded Middle 排中律

ある命題に対し、あらゆる可能性を考慮することなく、命題が真か偽であるという極端な主張をする論法。

18:Half Truth 半面の真理

主張には間違いがないものの、重要な情報には触れないことで、意図的に相手の誤解を招く論法。

19:Loaded Question 多重質問の誤謬

相手が承認していない・証明されていない前提に基づく質問をし、相手に答えさせることで、その前提を強制的に認めさせる論法。

20:Misunderstanding Statistics 誤解させる統計情報

背後にある事象を無視し、統計情報のみに基づき、誤った主題が真であると主張する論法。

21:Non Sequitur 不合理な推論

過去の事象・データから誤った主題が真であると主張する論法。

22:Omniscience 全知

いつだって・誰もが、などの絶対的条件を加えて、主題が真であると主張する論法。

23:Post Hoc, Ergo Propter Hoc 前後即因果の誤謬

ある事象Aが起きた後に別の事象Bが起きたことを根拠に、前の事象Aが原因となって後の事象Bが起きたと主張する論法。

24:Proving Non-existence消極的事実の証明

ある事実が存在しない事実(消極的事実)の証明を相手に強いること。証拠が無いことは、無いことの証明にならないという言葉通りであり、悪魔の証明ともいわれる。

25:Red Herring 燻製ニシンの虚偽

重要な事柄から相手の注意を逸らすために、議論の主題を変える論法。

26:Reification具現化

抽象的な事柄について、具体的な事柄であるかのような扱いをする論法。

27:Slippery Slopeすべり坂論法

ある事実から次の事実を連続的に導き続けることで、結果的に誤った事実を導き出す論法。ドミノ理論ともいわれる。

28:Small Numbers Statistics 少なすぎるサンプル

少なく限られたサンプル情報に基づき、主題を一般論として主張する論法。

29:Straw Manストローマン

相手の主張を正しく引用しない・歪める・一部のみ取り出し、その内容に基づき反論する論法。相手の主張を意図的に正しく受け取らないため、議論は噛み合わない。

30:Tu Quoqueお前だって論法

相手の主張を否定するために、相手がその主張に沿った振る舞いをしていないといった別の批判を持ち上げる論法。燻製ニシンの虚偽を用いた論法でも使われることがあり、人身攻撃論法のひとつである。

 

相手に勝つには、まず相手を知ることから。相手のロジック・思考方法を冷静に素早く分析することが重要

 

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